「デジタル化が進むに従って音楽の音質は著しく向上した」一般的には異論ないと思われますが、多くのオーディオファンの意見は違います。
「デジタルよりアナログの方が音が良かった」との意見には、懐古趣味だけでなく残念ながら多くの事実も含まれているようです。
LP時代には実現していた音が、デジタルになってからは、高価な機器を使用しても出て来ないのです。
では、何故、出て来ないのでしょう?
当社は、音を汚す何かがあるとの考えから実験を繰り返し行ってきました。
そしてその原因の一つにデジタル性のノイズが関係していることが判り、本製品の開発となりました。
デジタルノイズは非常に小さなパルス性のノイズで、私たちの耳には全く聞こえず、普段はその存在にすら気がつきません。
しかし、防守を装着すると音が変わるのが判ります。
耳の肥えたマニアだけでなく、音に興味のない方でも判るほどの違いです。
私たちの耳ではデジタルノイズは聞き取れない訳ですが「汚れた音」と「汚れていない音」は簡単に聞き分けられるようです。
電磁波と磁気ノイズは、似ているようで全く似ていません。
つまり、それぞれに最適な材料と、最適な構造で捉えねばなりません。
通常、磁気に対するシールドには銅板や鉛板などで遮蔽することが多いのですが、オーディオ的には重苦しい音になりがちなため、新しいより適した素材を見つけ使用しました。
構造的には、電波に対しては6層、磁気に対しては22層という多層構造となっています。
防弾チョッキにも似た、この構造は、電磁波、磁気ノイズ共に確実に捉え、決して逃がしません。
基本的な使い方はノイズの発生源もしくは侵入箇所の近くに防守を置くだけです。
ノイズの発生源とはスイッチング電源やクロックを使用するデジタルICなどで、侵入箇所とは入力端子やアナログ回路の入力部分です。
その上に置いて音を聞き比べると靄が晴れ、フォーカスの合った感じの音に変わります。
面白い所では、CDプレーヤなどのディスプレイを防守で隠すと霧が晴れたように音が変わります。
AMPのディスプレイでも同様です。
ディスプレイをOFFにしても同様に変わるので、OFFでも何かのノイズが出ているのかも知れません。
防守についているケーブルはアースですが、使わなくても構いません。
使用する場合は筐体や内部のシャシーに接地しているネジに接続してください。
1台のCDプレーヤの中に複数枚の防守を使う場合、アースは1つのネジにまとめてください。
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