ケブタフェルト・シールはSPユニットを取り付け用として最適なシールとして開発した高機能制振シールです。
SPをネジ止めするとどうしてもフレームの歪みが生じてしまいます。
それを吸収してフレームからのノイズを減少させます。
フレームの歪みはフレームのテンションとなり、これはギターの弦の張りの強さに相当します。
つまりフレームのテンションが高いほど大きなノイズが発生することになります。
フレームのノイズに注目した対策としては、取り付けネジのトルク調整があります。
これは、専用の工具が必要で調整も慣れが必要です。
このフレームに掛かるテンションを簡単に減少させるために開発したものが「ケブタフェルト・シール」です。
音像の大きさや口元の大きさが気になる場合、フレームから発生するノイズは大敵です。
既存のSPのパッキンを剥がしてケブタフェルト・シールに変更するだけで、SPユニットの性能を大幅に向上させる事が出来ます。この静かな音が本来のSPの性能です。
ホーム、クルマを問わず、ユニットの大きさにも関係なく幅広く使用可能です。
※ 仕様が新しくなりました ※
以前の商品はカーブを出しやすくするように「切り込み」を入れてありましたが、新仕様の商品では各ユニットに合わせてご自身で切り込みを入れてください。
普通SPユニットに付属しているパッキンは、薄い紙やゴムで出来たモノが多く、その目的はエンクロージャへの傷防止や空気漏れへの対策が主な目的です。
ケブタフェルト・シールは、オーディオ的には「SPユニットのフレームの鳴き」と呼ばれる現象をなくすために開発しました。
「フレームの鳴き」はフレームの歪みが原因です。
最近は強いフレームを持つSPも珍しくありませんが、ギターの弦と同じで、テンションの強弱に関係なくネジで止めると発生してしまいます。つまりケブタフェルト・シールでユニットをふわっと取り付けてテンションを発生させなければフレームは鳴きません。
「フレームの鳴き」がなくなると、口元がスッキリしフォーカスの合った音に驚きます。
ケブタフェルト・シールはSPユニットのフレームとバッフル板の間で厚みのあるシール材として使用します。
この厚みが重要で、ユニットをネジで取り付けるときのフレームに掛かるテンションを吸収します。
フレームを歪ませることなくSPユニットを支持する事がケブタフェルト・シールの目的です。
またケブタフェルトの高性能なターミネート効果により不要振動の発生を抑えます。
右上の写真はバスレフや普通の密閉式などのエンクロージャーに適した施工例で、写真のようにネジ部分はスキマがあっても構いません。
アコースティック・サスペンション方式のエンクロージャーは、必要とする密閉度が桁違いなので、ネジ部分も空気が漏れないように工夫が重要です。
ケブタフェルト・シールは上の写真の様にフレームに貼って使います。
フレームの幅よりもケブタフェルト・シールが大きい場合、幅を切って下さい。
またケブタフェルト・シールの幅の半分くらいの両面テープを使って貼ると、作業はより簡単です。
7cm径のSPにはケブタフェルト・シール4枚位が適切です。
一般にパッキンと考えると密閉度を重視しがちですが、ほとんどのSPにとり密閉度はそれほど大きな問題ではありません。
ただしアコースティック サスペンション方式のエンクロージャーでは密閉度が重要です。
ネジの周囲などの隙間は厳密にしてください。
SPユニットを取り付けるコツは強く締め過ぎない事です。
締め付け過ぎるとテンションがフレームに発生し、原音を大きく汚してしまうノイズが盛大に発生してしまいます。
でも、ユラユラはいけません。
ケブタフェルト・シールを使ってネジを締める時のコツは、ネジを締めて少し固くなったら止めて、そこから45度位戻した所がポイントです。この位の締め加減で十分です。
それ以上締めるとフレームにテンションが掛かり歪みが発生します。
それは絶対に避けたいことです。
ケブタフェルト・シールはフレームに発生するテンションが音質を汚す原因のひとつだとの考えから出来たモノですが、ケブタフェルト・シールの施工と同時に行うと非常に効果的な対策があります。
それは自立支持台です。
SPユニットのマグネット部分を支える柱を作る事です。
これによりSPを止めるネジは更に緩くても良い様になります。
自立台の材料は正目の杉か檜が最適です。
木目が縦方向になるように使います。
画像をクリックすると拡大されます。
カテゴリ一覧