大黒アゲハは、それを貼った所に発生する分割振動に対してのみ選択的に抵抗し、仮想的に補強したようになります。
これは質量を使ったり、その他物理的な方法で振動を押さえ込む方法とは違い、分割振動以外の基本振動には殆ど影響を与えないので、元の音への影響が圧倒的に少ないです。
1枚の大黒アゲハのサイズは5×20cm、重さは15g。この1枚で、麻布1.5平米をボンドで貼り付けたのと同じくらいの効果を発揮します。
裏の剥離紙を剥がし、貼りたい場所に貼るだけですので、施工はいたって簡単です。
スピーカのエンクロージャーや信号ケーブル、スピーカコード、機器の筐体など、あらゆる所に発生する不要振動を劇的に排除、リアルな音楽再生に大きな効果をもたらします。
大黒アゲハを貼ることにより、不要振動がどれほど音楽の本質的な良さを損なっていたかをいやと言うほど思い知らされ、かつその決定的な効果にはこれまでの整振競争がいままさに終焉したことを実感されることでしょう。
大黒アゲハは厳選された麻糸・シリコン・不織布等を、それぞれの素材の性能を最大限発揮できるように独自の方法で組み合わせた特殊構造により、不要振動を選択的に吸収します。
これを貼る事により不要振動による共振が抑制されS/N感が向上します。
一般にカーオーディオのチューニングとして、車のドアなどの補強に利用されている鉛シートは、デッドニングという不要な響きを質量を使って押さえ込む手法です。昔から使われてきた手法なので不要振動への対策効果は実証済みです。ただし鉛を使う宿命で音色への影響が大きく、その傾向が暗くなりがちな点から現在では鉛そのモノもピュアオーディオではあまり使われていません。
また、鉛の重さは、施工し過ぎるとドア自身が重くなりボディの取り付け部が痛んだりするようです。重くなったドアはクルマの重量バランスを崩し操縦安定性を損なうかも知れません。この様に鉛シートを使う事そのものが「オーディオ的な立場から見ても現代的では無いのでは?」というのがGe3の考え方です。そこで高性能で軽くて、音色的に優位なクルマ用の補強グッズを開発できれば、ホームオーディオ用としても優れたモノであるに違いないと考え、開発を続け漸く出来たのがこの大黒アゲハです。
大黒アゲハは適宜はさみで切って使えます。
スピーカの左右側板に貼る事でキャビネットの振動モードを整え、低域の制動と再生帯域拡大を両立、定位が明確になり音場再現性が向上します。
※小型2ウェイで1枚の1/4、中型3ウェイスピーカで1枚の1/2、大型フロアスピーカで1枚をLRのスピーカの左右それぞれの側板に貼って下さい。試聴の上増減して下さい。
スピーカケーブル、RCAケーブル、デジタルケーブル、光ケーブルに巻く事で自己振動を抑制して、ストレスフリー伝送を実現!
普及価格帯のケーブルも超高級ケーブルに劣らない音になります。
※全長分をスパイラル巻き、もしくはすし巻きにして下さい。上・下流の両端20センチ程度に巻くだけでも90%の効果が得られます。
CDプレーヤ、アンプの左右側板に貼る事により外部振動からのフィードバックを防ぎケースを仮想的に補強、S/N感が向上します。
乗用車の場合、ドアには1枚で充分です。
また、天井も盛大に分割振動を発生しているので、よく効くポイントです。
その他、トランクなども音に大きな影響を与えていることが考えられますので、一度お試し下さい。
★右の写真はドアの外に貼っています。本来これはドア外側の鉄板の内側に貼るべきモノですが、外側に貼っても効果は全く同じな事を利用して貼るポイントをチェックしている所です。この方法を使うと、普通は難しい貼るべきポイントを見つける事も容易ですし、その効果を実際に聞いて確認することも可能です。
大黒アゲハは分割振動を選択的に吸収するので、張りすぎて音が暗くなる等の弊害は少ない方ですが、付け過ぎは無駄です。
また、大黒アゲハの取り付けは機器の改造となります。取り付けは各自ご自分の責任で行ってください。
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