私たちが暮らす大地は、強固で揺れないように思えますが、高精度な地震計では24時間揺れていることは皆さんもご存じでしょう。
部屋やオーディオラックに至っては地面より遥かに揺れている訳です。
そこでAVに必要な「AV的強度」を目指して、開発したのが「大地」です。
単に強いだけで無く、AV的に優れた響きのオーディオボードとして開発しました。
そして16年目、「大地7 KEBONY」となりました。
必要なオーディオ的強度を調べるのには「探索」という技を使うのですが、その基準は鬼太鼓座の大太鼓を安定して再生できる強度を目標としました。
鬼太鼓座の大太鼓にこだわった理由は、好みの話ではなく、音楽の色々な要素を含んだ音源だと考えているからで、特に強烈なインパルスの再生は、大きなポイントだと考えています。
「鬼太鼓座」を再生すると、ほとんどの再生装置や床、ラックなどが見事に破綻してしまいます。
その「鬼太鼓座」の再生でも破綻しないオーディオボードを作りたかった訳です。
話がややこしくなるので、いつものGe3値で話しを進めます。
Ge3のオーディオルームは西宮の岩山にある鉄筋コンクリート構造の一般住宅です。
床はピアノが演奏できるような強度で、2階建ですが強度はある方です。
それでも足元が不満だったので「大地」を作った訳です。
様々な床を得意の探索で調べてみました。
118.9pz | 東京駅新幹線のホーム |
119.2pz | サントリーホールの舞台 |
119.9pz | 50cmの布引コンクリートの床 |
122.9pz | Ge3の事務所の床 |
123.3pz | 東名高速道路 |
127.8pz | 樹齢200年以上の吉野杉の切り株の上 |
鬼太鼓座の大太鼓の再生に必要な強度を調べると126.2p以上の強度が必要みたいですが、上の表で判るように殆どの場所は鬼太鼓座の再生には足りません。
樹齢200年以上の吉野杉の切り株のような所でないと再生は無理なのです。
これが開発目標となりました。
『大地7』のGe3値は127.9pです。
「大地6」のGe3値が127.8pなので、その値の差はごく僅かですが、この差は品位の差にあります。
この差を聞き取れるようにシステムを調整される事は早道でしょう。
200年モノの吉野杉伐採が「大地」のインスピレションになりましたが、吉野の山は疲弊していました。
他の山も同様に疲弊している中で開発された技術がKEBONYです。
柔らかい針葉樹を植物由来の樹脂で硬木化するのです。
偶然とは思いますが、KEBONY化した木材は、響きがAV的に優れているようで、硬く重いだけではなくAV的響きの良い材質を求めていたGe3には最適だったのです。
実は、人間は足元の強度が判る能力があるのです。
長い進化の過程で、危険な所と安全な所が判る能力を得たのでしょう。
いや「その能力が無ければ生き残れなかった」と考える方が正しいのでしょう。
その、生き残った子孫である私達にもその能力は残っています。
その能力を使うと足元の強度を確かめるのは簡単です。
素足で『大地』に乗ってみるだけで判ってしまいます。
こんな簡単なコトに気が付かず、測定器などを工夫して判ったつもりでいたのかと思うと、ホントに歯痒いです。
上に乗れば、そこが安全かどうかが判ってしまいまうのです。
「大地」を手に入れたら、先ずは乗ってみてください。
これはオーナー特権です。(笑)
出来れば、他の色々な所に乗って確かめてみて下さい。
床でも場所によって強度が違うコトが判って面白いですよ。
「こういう気持ちでスピーカーは鳴っているのかぁ〜」と思うと、次の手立ての参考になります。
『大地』の使い始めは、低音が少なく聞こえることがあります。
これはスピーカや機器が元々の振動モードから変化しようとしているからです。
新しい振動モードに安定すると、音も安定してより質の高い低音として戻ってきます。
これをGe3ではトレーニングと呼んでおり、通常のエージングとは違う現象だと考えています。
トレーニングの期間は長くて1週間ほどです。
この間は辛抱するしかありません。
でも、モーツアルトの音楽を流すとこの期間が1/6までに縮みます。
不思議ですよね。
トレーニングには音量は関係ありません。小さな音でも十分です。
「大地6」に限り「大地7」へのバージョンアップが可能です。
この作業は裏のフェルトを剥がして、内部に追加加工する作業になり、ちょっとした作業になります。
なので、お預かりしてから10日ほどの時間が掛かります。
費用は5万円/1枚(返送料込み、税抜)です。
バージョンアップ等のご相談は info@ge3.jp まで・・・
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